解体工事 リサイクル活用と処分費

石膏ボード処分

内装解体工事(原状回復工事) 廃棄物による解体費用の影響

前回の、内装解体工事(原状回復工事)で、もれなく排出される、石膏ボードです。
内装解体工事だけではなく、一般の木造家屋解体工事や、鉄骨造の解体工事、RC造の解体工事でも
頻繁に見る建材です。

防災面の優位性で採用されることの多い、燃えない建材として有名ですが、
建物解体後の廃棄物処分目線から見ると、リサイクル技術が確立されていない廃棄物なので、
なかなかお高い処分費です。

使用建材によって、解体工事費用の見積り金額が変わる要因の一つでもあります。

実際の処分方法ですが、紙と石灰が張り付いているので、分別は現実的ではありません。
土木工事などの、埋め戻しにも使えないそうです。
このような、リサイクル技術が見出せていない建材は多くあります。

ちなみに、民家の木造家屋の解体でも、、
平成中期以降の建物の場合は、処分費が割高になる、新建材が使われていることが多いです。